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許容できるリスクからリタイアポートフォリオを考える(3)

「許容できるリスクからリタイアポートフォリオを考えるシリーズ」の続きです。

これまでの内容は↓
許容できるリスクからリタイアポートフォリオを考える(1)
許容できるリスクからリタイアポートフォリオを考える(2)

さて、前回は、成為さん45歳が許容できるリスクとして考えた2つのリスクの内容:
(1)21年に1回おこる最大損失が2年連続で起こる
(2)350-400年に1回おこる最大損失が起こる

のうち、(1)を見てみました。今回は(2)です。こっちの方が簡単。前提については、以前の記事を見てみてください。

許容できるリスクの範囲


(2)350-400年に1回おこる最大損失が起こるシナリオ


前回の記事と同様に考えていきます。このシナリオでは、リタイア初年度のリターンRが、R = r - 3sを考えます(rは期待平均リターン、sはリスク(標準偏差))。

スタート時点の資産が6450万円とすると、リタイア1年後の資産は、

A1 = 6450 - 150 + (6450 - 150) x R
A1が5000万円になるRは、

5000 = 6450 - 150 + (6450 - 150) x R
6300R = -1300
R = -20.6%

となります。つまり、R = r - 3s > -20.6%となるようなリターンrとリスクsの効率的な組み合わせを考えれば良いわけです。


許容できるリスクから考えるポートフォリオの選び方


my Indexからリスクとリターンの組み合わせのグラフを借りてきます(前回と同じ)。縦軸がリターン、横軸がリスクです。左上の方が良いと考えられます。
Risk and Return


リターンとリスクの組み合わせから、r > 3s - 20.6%の範囲にあるものを選べば良いというわけです。というわけで、r = 3s - 20.6%の線を赤で引いてみました。あいかわらず目算です。

Risk and Return and r-3s

前回よりも線は右側に寄りましたが角度は急になっていいます。この赤線より左上にあるのが、このシナリオで成為さんが許容できるリスクとリターンの組み合わせです。右下は許容できないリターンとリスクの組み合わせになります。

さらに、インフレに負けないリターンを、と考えると、想定インフレ率2%よりも高いリターンを考えなくてはいけないので、2%以下のリターンの部分も消えます。残るのは、赤線より左上とリターン2%ラインより上の扇型の領域です。

その領域の中からピックアップしてみました。たとえば、こんなポートフォリオなら大丈夫そうです。

リターン 5.2%
リスク 7.7%
日本株 6%
先進国株 18%
エマージング株 6%
日本債券 50%
先進国債券 10%
日本REIT 2%
先進国REIT 6%
金 2%

これなんか、私の今のポートフォリオと感じが似てます。債券の割合を高めただけ。前回と比べると選べる範囲が少し広まりましたね。

次回はまとめとしたいと思います。

【シリーズ記事】
許容できるリスクからリタイアポートフォリオを考える(1)
許容できるリスクからリタイアポートフォリオを考える(2)
許容できるリスクからリタイアポートフォリオを考える(3) ←この記事
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