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個人向け国債は債券クラスじゃなくて現預金クラス?

Old Currency & Bonds
Old Currency & Bonds / Lee Cannon


毎月末で資産状況を確認して、このブログ上で状況を報告しています。2013年末から、これまで「日本債券クラス」として1つにまとめていた「現預金(定期預金など)」と「日本債券(個人向け国債や日本債券インデックス投信)」を分けて表示しています。
(参考)
2013年の資産運用結果とアセット・アロケーション、そして資産運用の目的と目標
2014年1月末の資産状況とアセット・アロケーション

これは、債券と現預金は違った値動きをする異なった資産クラスだと思ったからです(「2013年11月末の資産状況と今後の運用方針」でちらっと書いています)。現在の日本円に限って言えば、低リスク資産という点では1つにまとめてもよいかと思いますが。

日本債券と現預金の違いはこんな感じ。私は長期の定期預金はほとんど持っていないので、1年以下の短期定期預金を想定しています。

<1.取引価格>
・現預金 : 取引できない(解約は可能)ので変わらない
・日本債券クラス : 変動する

<2.金利が上がった場合>
・現預金 : 価格は変わらない。当期は金利は変わらないが、次期には金利が上がる
・日本債券クラス : 価格が下がる

<3.流動性>
・現預金 : 高い(一般的にすぐ解約可能)
・日本債券クラス : 現預金に比べると低い(売買に時間がかかる)

<4.保証制度>
・現預金 : 各銀行1,000万円までは預金保険で保護される(ペイオフ)
・日本債券クラス : 発行体による保証のみ


いずれにせよ、一般的に株式や為替に比べて値動きが穏やか(ないし名目上値が動かない)なので、株式との分散効果を狙ってポートフォリオに入れると似たような効果を示すことは間違いありません。

金利が上がると、現預金の実質現在価値が下がると考えれば、日本債券と同じような値動きだとも考えられますが、名目上は変化はありません(日本債券クラスは名目でも下がる)。

ということで、似ているけれども性質が異なるクラスだと思いました。翻って、個人向け国債ですが、

<1.取引価格>
・個人向け国債 : 変動しない。2年目以降は取引(解約)可能。
 →現預金に似てる

<2.金利が上がった場合>
・個人向け国債 : 価格は変わらない。当期は金利は変わらないが、次期に金利が上がる
 →現預金に似てる

<3.流動性>
・個人向け国債 : 1年目は解約不可。2年目以降は解約(売却)できるがペナルティ(1年分の金利)あり、売買に時間がかかる
 →日本債券クラスに似てる

<4.保証制度>
・日本政府による保証
 →現預金に似てる

あれ?はて、一般的な「日本債券クラス」よりも、個人向け国債はむしろ「現預金クラス」の属性なんじゃないかという気がしてきました。

債券と預金の一番の違いは、「債券は(市場があれば)価格が変動する」というのと、「銀行預金はペイオフがあるけど、債券は発行体が潰れたらただの紙屑」というところだと思うのですが、この点でいうと個人向け国債は明らかに銀行預金に近いんですよね。「国債が危ない!」のと同程度に「銀行預金は危ない!」ですしね。

金利が史上最低水準にあるのでこれ以上日本債券クラスの価格は上がらず、下がる一方ではないかという予断を持って、日本債券インデックスの投資信託を四半期ごとにラダーで個人向け国債に移行してきました。が、分散という意味では逆効果だったかもしれません。

とは言え、株式クラスや為替に比べたら、こんな差異は小さいといえば小さいんですよね。結論として、そこまで神経質に考えなくてもいいかと思ったので、当面はこれまで通り、

・現預金:普通預金&定期預金
・日本債券:日本債券インデックスファンド、社債&個人向け国債

ということで計算していこうと思います。両方合わせて50%というカウチポテトが私のポートフォリオのミソですし。

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コメント

Re: No title

>zさん

そうなんですよね、そこまで細かく考えなくてもと最終的には来てしまうんですよね。私は生活防衛資金は現金・普通預金・1ヶ月未満の短期定期預金だけとしています。

No title

これ悩ましいのですよね。。

自分では,資産を無リスク資産(=元本保証)とそうでないものに分けることに落ち着いています(個人向け国債は前者)。かつては,同じ個人向け国債でも,いわゆる生活防衛資金分は前者,そこを超えた分は国内債券クラスに分けていたりもしました。

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