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日本に殺されない方法 ~圧倒的成長☆を前提とした社会保障~

@May_Romaで有名な谷本真由美「日本に殺されず幸せに生きる方法」を読みました。



日本の労働の現状、今後(介護を中心に)、他国との比較(イタリア、スペイン、イギリス)などを論じています。


総じて言うと、日本の今はまだ悪くないけど今後はどうかね~、という内容。まったく同じ意見です。

先進国にも発展途上国にも住んだ経験はありますが、普段の生活をしている限りでは、日本語が一番使える言語だという部分を差し引いても、一番快適なんじゃないかと思います。街はきれいだし、役所のサービスもいいし、郵便や荷物がおおむね予想の期間内にとどきますし。

仕事も選ばなければいくらでもありますし、最低限独立して生きて、ネットにつなげて遊べるくらいの給料はもらえますからね。

ただ、これらすべては現時点での状況に過ぎないでしょう。過去の資産と将来の資産を食べながら、今の豊かな生活を送っているわけです。人口減少については何が問題か理解できませんが(むしろ人減った方がいいんじゃない?)、高齢化は問題が山積みです。

財政は主に高齢者に対する社会保障を切り込まないと改善はできないのは政府予算を見ても明らかだと思います。消費税を含め増税で補ってもいいんですけど、その場合は消費税10%どころじゃあまり意味がないくらいの状況じゃないでしょうかね。現在でさえ大幅赤字なのだから、今後もっと高齢者の割合がどんどん高くなっていくことはわかりきっている中、他に道はないのでは?

今さら「人口減少対策」ばかりが大きく議論されているのにも違和感があります。国の社会保障システムを維持するために人口と経済が成長し続ける必要がある、という設計に問題があるのに、どうやったら人口減少を食い止められるか、経済成長を維持できるかといった議論ばかりのような気がします。経済の圧倒的成長☆を当てにしてるのは面白いですね。人口が減る、高齢者が増えることを前提にした社会保障制度設計の修正の話、あまり報道されてないだけなんでしょうか?たぶん議論や、詳細な計画はあるんでしょうけれど、公表すると選挙に響くから公表できない、したくない、という状況なのかな?それが20年くらい続いていて、今後にっちもさっちいかなくなるまでこのままなんでしょうか。

私個人の話をすると、資産課税さえなければおそらく問題ありません。消費税が上がるのはいたいですが、年間200万円の支出なら、消費税が倍の16%になっても月々1.5万円ほどの支出増に過ぎませんし。収入が少ないので所得税が上がっても痛くも痒くもありません。特定口座での利益が現在は分離課税されていますが、将来ひも付けされて総所得金額等に含まれたとしても、毎年の生活分をスライスして売却した分の利益なんてたかが知れてますしね。資産課税されたら、そのときは対策を考えますが、そんなラディカルな対策を政府がとれるようになっている頃にはもう結構な年になってるでしょうから、いろいろと諦めがついてるんじゃないかと楽観的に考えています。

結局、読んだ本の内容と直接関係ないことばかり書いてしまいましたが、いろいろと考える示唆をもらえた本でした。


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コメント

コメントありがとうございます

>tannerさん

問題はシンプルなんですがとりまく状況が複雑にしている格好の例ですね。

No title

「日本人なら日本に住むのが一番快適、但し現時点での話。将来はどうなるか不透明」
に完全同意です。

自分の年齢のことを考えばたぶん貰う側に近い世代なので、今後社会保障が削られるのは痛いですが、国全体の沈下を考慮すれば、どちらが得かは明らかです。

いつか来る破綻を回避するには、成為さんがおっしゃるとおり、社会保障に切り込まないと駄目でしょうね。一応選挙では、そこを唯一推している党に投票したいと考えてますが、投票に行くような人は自分の懐(しかも短期の)しか考えないんで、これまで同様変わらないと思います。

あとは、個人的なコンテンジェンシー・プランとして、いつでも何処にでも住めるバイタリティをキープしておくしかないと考えてます。

インスパイアされるエントリーありがとうございました。

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